マイナンバー制度によって種々のサービスが変わる理由は、それだけマイナンバーの制度は大きな効果があるからです。
さまざまなサービスにはこの情報を利用して行われるものが多くあります。
行政サービスはまさにその代表的なものです。
マイナンバー制度は書類による管理をやめて、デジタルデータによる管理をするものですが、これによってさらにデータの管理方法そのものも変わることになります。
書類による管理では書類を保管するところが情報を管理する責任がありました。
このためデータを管理するところが至る所に出来るということになりました。これがたらいまわしといわれるお役所仕事につながっていたわけです。
ですが、デジタルデータの管理となるとデータの一元管理ということが出来るようになります。つまり、これまでの複数の場所でのデータ管理というものが不要となるということを意味することになります。
国がこのマイナンバー制度を導入した大きな理由の一つがこのデータの一元管理が出来るからです。
これによってデータの閲覧から修正なども簡単に出来るようになり、データ管理の責任も明確となります。
これまでのたらいまわしということもなくなり、どこが何を管理しているのかが明確になるという点でも大きな意味が出てくるわけです。
ほとんどの行政サービスはこれによって、一元管理がされることになり、ネットの普及と合わせてネットさえあれば、ほとんど全ての行政サービスが受けられるということになるはずです。